ソーシャルメディアの活用について

ソーシャルメディアの活用について

ソーシャルメディアの活用についての注意喚起【学生・教職員向け】

各種ソーシャルメディアイメージ

ソーシャルメディアとは、コメントの書き込みや記事の投稿が可能なあらゆる情報手段のことをいいます。たとえば、FacebookTwitterGoogle+mixiLINEInstagramYouTubeニコニコ動画・ブログなどが含まれます。ソーシャルメディアは、とても魅力的なコミュニケーションのツールです。すでに日常生活の一部となっていますが、ソーシャルメディア上の不用意な言動が、友達や家族そして、あなた自身にも思いもよらない深刻な問題を引き起こすことがあります。あなたが早目に問題に気付き、あなたの大切な人やあなた自身がトラブルに巻き込まれないようにするために作成したものです。

ソーシャルメディアポリシー

  • 正確な情報による交流で、マナーある言動を心掛けましょう。
  • 双方向性を原則として、対話を大切にし、「つながり」を深めましょう。
  • お互いの学びと感動を共有し、楽しむことから始めましょう。

投稿時に気をつけること

投稿する前によく考えてから投稿する

あなたが投稿した内容は…

ネット上に永遠に残る可能性があります。意図しない人に見られる可能性があります。

プライベートなソーシャルメディアは存在しないと考えましょう。
投稿をした日からずっと後になっても、検索サイトを使えば、あなたの発言や投稿した写真を探すことができます。一度投稿した内容は、たとえ削除をしても、アーカイブ(履歴システム)に残ります。また、あなたの投稿は、あなたに断りなく転送をされたり、コピーをされて思わぬところに再掲載されたりする可能性があります。それによって、あなたの意図しない人(将来の雇用主、将来の友達、将来の同僚、将来の家族、実習先の人など)にあなたの投稿が読まれてしまいます。なにかに怒りを感じたり、落ち込んだりしたときは、冷静に考えられるようになるまで投稿を控えましょう。一時の感情に任せて発言をするのは危険です。

話題をよく考えて投稿する

あなたの投稿した内容は…

いろんな価値観をもった人が目にします。法律や社会規範に反する言動や、それを肯定したり擁護したりすることは批判を招きます。

あなたにとって悪気のない投稿内容が他人を不快にする場合があります。あなたの投稿内容は、あなたの友達や家族だけでなく、さまざまな地域や立場の人が目にすると思ってください。その中にはあなたと異なる価値観を持っている人たちもたくさんいます。あなたの周りの人には問題がなくても、別の人には攻撃的であったり配慮に欠けた言動と捉えられたりすることがあります。暴力行為や不正行為や未成年の飲酒や公共の場で他者に迷惑をかける行為など、法律や社会規範・公序良俗に反する言動はたとえ冗談であってもいけませんが、自分がしていなくても、不適切な言動を肯定したり擁護したりするような投稿をするだけでも、あなたやあなたの周りの人たちが非常に厳しい批判を受ける可能性があります。

事実関係や表現をよく考えて投稿する

あなたの投稿した内容が…

誰かの悪口になっていませんか?

事実と反して誰かのことを悪く表現していませんか? 本当にそんな事実があるのか、単なるうわさなのかをよく考えましょう。また、事実であっても悪い印象を与えるような表現をしていませんか? たとえ誰かのよくない言動が事実であったとしても、他人をおとしめるような発言は大きな批判を招きかねません。ソーシャルメディアはあなたの愚痴や不満を吐き出すところではありません。

将来のことを考えて投稿する

あなたのちょっとした投稿内容が…

あなたの一生を左右する場合があります。

近年、就職活動や転職活動で、雇用主が雇用希望者のソーシャルメディアをチェックしています。就職活動期間の投稿だけでなく、過去にさかのぼって投稿をチェックします。大学では教育的配慮として厳罰とならなかった投稿でも、社会人としては許されない場合があります。学生としての意識だけでなく、社会人としての意識をもって投稿しましょう。就職や転職だけでなく、あなたにはこの先、人生を決める大切な時期が何度もやってきます。あなたが将来関わることになる大切な人たちが、今のあなたの投稿を目にする可能性についても考えてみましょう。

匿名ではないことを理解して投稿する

本名を隠したり、ニックネームで投稿したりしても…

過去の投稿やプロフィールの断片から実名は容易に特定されます。あなたのプロフィールが勝手に暴露されることがあります。

本名を隠して投稿しても、プロフィールや過去の投稿の中のわずかな情報をつなぎ合わせることで特定される場合があります。早い場合は一時間程度で特定されます。これまでに投稿した文章、景色や建物の写真のわずかな手掛かりや、GPS(衛星利用測位システム)の位置情報が投稿した写真に残っていた場合、あなたに関係する場所が特定されることもあります。匿名での利用であっても、実名がわかってしまう可能性があることを想定して利用し、実名がわかったら困るような利用をしないようにしましょう。

我慢することも大切

我慢することも大切

ソーシャルメディア上での口論は たとえ不条理な難癖や悪口を浴びせられても、自分が100%正しいと確信しても、言いかえさずに我慢することも時には必要です。反論するときは、感情的にならず、明確な根拠を提示して相手を尊重しながら議論しましょう。

情報の取扱で気を付けたいこと

プライバシーを尊重する

ソーシャルメディア上で、本人の許可なく他人の個人名や写真を用いた投稿をしてはいけません。よく知っている友達であっても、家族であっても、街中の知らない人であっても同様です。どうしても投稿したい場合は一言許可をとりましょう。

他人になりすまさない

他人になりすましても、すぐに本人が特定されます。

安易に情報を転送・共有しない

リツイート、シェアなどで情報を簡単に転送・共有できるのはソーシャルメディアの魅力です。しかし一方で、虚偽の投稿を安易に転送・共有することで、思いもよらない被害が発生します。たとえ善意であったとしても、確実な情報でなければ不用意に共有・転送をするのは控えましょう。

自分に非のない事故を想定しよう

投稿の公開範囲を制限していても、ソーシャルメディアの運営者による事故で、突然不特定の人に閲覧できる状態になるかもしれません。そのようなことになっても困らないように、普段の投稿の内容や表現をよく考えておきましょう。

ソーシャルメディア活用イメージ

倉敷芸術科学大学の学生として気を付けてほしいこと

機密性の保持

あなたが倉敷芸術科学大学の活動(実習やボランティアや部活)の一環で知り得た情報の取り扱いについて、守秘義務のある情報の取り扱いに注意しましょう。また、外部の団体のメンバーの個人情報や業務に関連する情報や写真の取り扱いは特に注意しましょう。実習先やボランティア先に関する情報の投稿については、実習・ボランティア先や学内での事前指導などの指導に必ず従いましょう。

セキュリティイメージ

品位を保つ

ソーシャルメディア上では「自分は自分」は通用しません。あなたの投稿は、倉敷芸術科学大学在学生の投稿として世界中の人に見られます。その中には、在学生の家族、地域の方、高校生やその保護者、高校の先生、ボランティアや実習でお世話になる方、企業の方、卒業生、卒業生の保護者や家族の方など、本学のみなさんを大切に思ってくださっている方々がたくさんいます。これらの方々に本学を誇らしく思っていただけるように、投稿の内容や言葉遣いに品位をもってソーシャルメディアを利用してください。