デザイン演習Ⅱ(ファッション・テキスタイル分野)にてユニバーサルカラーについての授業を実施しました(2021.07.22)

デザイン演習Ⅱ(ファッション・テキスタイル分野)にてユニバーサルカラーについての授業を実施しました(2021.07.22)

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大学では、2年生まで、アート・デザインの幅広い分野について学び、3年生から専門分野の実習を履修します。
今回は、デザイン芸術学科 正宗幸子特担准教授 (J-color 推進パートナー・CDU活用クラブメンバー)担当のデザイン演習Ⅱの中で、「SDGs テーマ3:すべての人に健康と福祉を」をテーマに、「色のシュミレータ」のアプリと日本カラーコーディネーター協会のワークブック「ライフケアカラー みんながわかりやすい色」を教材として使ってユニバーサルカラーについての演習をしました。

「見た目の個性が違うように、見える世界(色の見え方)は、人それぞれに個性がある。」ことを知識として学び、実際の演習での経験を、今後のデザイン活動に活かしていってほしいです。
倉敷芸術科学大学のデザイン芸術学科ファッション・テキスタイル分野では、時代の求める人材育成をしています。

学生のコメント

「ユニバーサルデザイン・ユニバーサルデザインは、聞いたことはあったけど、色覚の理論学び、具体的な活用方法が分かった。今後のデザインに活かしたいと思った。」

 

「ユニバーサルデザインは、よく耳にしており、公共の場でもよく見かける。ユニバーサルカラーは、誰もが同じ色を見ているのではなく色覚は人によって違うと知った。デザインを考える上であらゆる人の事を知る必要があると思い、デザイナーの仕事は容易ではないと感じた。」

 

「95%の人が一般色覚者だとしても、残りの5%の人が普通のポスターや標識を見たら困惑するだろう。そうした中で、ユニバーサルカラーデザインの重要さが改めて分かった。」

 

「ユニバーサルデザインに関連した言葉の意味を改めて学べるきっかけがあって良かった。実際にカラーチップ使って、デザインや文字に当てはまるかを考えるのは難しかったが、普段日常の中でよく見かける色の工夫が分かった。」

 

「全ての人に対応した色の組合わせを見つける事は、難しかったです。本当に良いデザインとは、こういう細かいところまで気を配る事だろうと思った。」

なお日本カラーコーディネーター協会のワークブックを活用して授業で取り入れた大学は、本学が初めてである事から、この授業の内容は日本カラーコーディネーター協会HPでも掲載されます。

デザイン演習Ⅱ(ファッション・テキスタイル分野)にてユニバーサルカラーについての授業を実施しました(2021.07.22)
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