「かけ猫活動(大学キャンパスに棲みつき増えてしまった野良猫(=かけ猫)を管理し、大学内の快適な生活環境を確保することを目的としたボランティア活動)」の取り組みの一環として作成している「かけ猫カレンダー」の2016年版が完成しました。
キャンパスを背景に、季節に合わせて楽しく過ごすかけ猫たちの様子を描いている今回のデザインは、芸術学部デザイン学科3年生の坂本茜さんが担当。
早速、直撃取材をしました。
デザイン学科吉田磨希特担准教授からの声掛けに立候補したという坂本さん。
「自分の力を試してみたい」という強い気持ちが立候補の理由のひとつでした。
彼女の制作方法はユニークで、必要とされる各モチーフを描き、組み合わせて1枚の絵にします。
さらに、自然な1枚の絵になるようパソコンで毛並みを描いたり影をつけたりと微調整をしてようやく完成を迎えます。
細かく丁寧な仕上がりに、かけ猫たちに対する愛情が込められていました。
今回のカレンダーは、実際のかけ猫たちをモチーフに描いているため、かけ猫サポーターズ(かけ猫活動に取り組む学生たち)にも大人気。
カレンダーを委託販売している「招き猫美術館」では、追加納品依頼もあるほどの人気作です。
学内での販売も予定されていますので、興味のある方はお早めにお買い求めください。
学内での販売予定
日程:11月18日(水)12:20~13:10
場所:厚生会館入口
販売価格:1冊あたり700円
※先着30名様には缶バッチのプレゼントも!
■笑顔が素敵な坂本さん。お気に入りの絵と一緒に
■坂本さんのお気に入り3・4月と5・6月のカット
■個別に描いたモチーフを合体させる技法
■アクリル絵の具と色鉛筆を重ね塗りして繊細な描写をめざす
■大学に棲みついているかけ猫たちが主役
かけ猫活動の詳細は http://kakeneko.kusa.ac.jp/ を参照ください。
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