犯罪被害者講演会を開催しました

犯罪被害者講演会を開催しました

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平成26年12月10日(水)に「犯罪被害者講演会」を開催しました。 講師の加藤裕司氏は、2011年9月に長女を元同僚の男に殺害され、亡くされています。 ご遺族は、2013年2月以降、被害者参加制度を利用した裁判員裁判に臨まれ、岡山地方裁判所における裁判員裁判では初の死刑判決が言い渡され、その後死刑が確定しました。 加藤氏は、講演の中で、本事件の概要、命の大切さ、犯罪被害者の感情、裁判員裁判制度の現況などについて、約1時間半にわたって熱弁をふるわれました。 会場には、学生、教職員、近隣住民の方々約65名が参加し、加藤氏に共感して涙する聴講者もおり、「社会全体で被害者を支え、被害者も加害者も出さない社会づくり」を実現することに対し、いっそう理解を深めることができました。

演題「命あることへの感謝」講演の様子講師加藤裕司氏

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