学生の飲酒および喫煙について

  • 最終更新日: 2016年10月23日(日)23:09 PM
  • 読了時間目安: 約 6分21秒

目次

飲酒について

大学生になると、サークルやコンパ、新入生歓迎パーティーなど飲酒の場に誘われることがあります。(未成年は禁酒)近年全国の大学生の間でお酒のイッキ飲みによる急性アルコール中毒で死亡する事故が発生しています。
楽しいお酒の席も、間違った飲み方をすれば最悪、命を落とす危険性があります。アルコールに対する正しい知識を持ち、節度のある飲酒を心がけてください。

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飲酒イメージ

イッキ飲みはなぜ危険か?

アルコールは、麻酔作用によって脳を麻痺させ酔いを引き起こします。酔いの段階には、ほろ酔いから千鳥足、さらに泥酔すると足が立たなくなります。体のもつアルコール分解能力を無視し、イッキ飲みをすると、血中のアルコール濃度が急速に高まり、中枢神経や呼吸中枢が麻痺し、死にいたることがあります。また、生命を取り留めても脳死状態になることがあります。

このような恐ろしい事故を未然に防ぐためにも、イッキ飲みは絶対にしないこと。また、させないことが重要です。例え強引な勧めでも断る勇気が必要です。飲酒やイッキ飲みの強要・飲めない人への配慮を欠く迷惑行為は全てアルコール・ハラスメントです。もし、事故につながった場合は犯罪となります。飲む側も飲ませる側にも責任があることを自覚して、事故のないよう十分注意しましょう。

イッキ飲み、アルコール・ハラスメント防止について

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アルコール・ハラスメントとは?

皆さんも「アルコール・ハラスメント(通称:アルハラ)」という言葉を聞いたことがあるかとは思いますが、その意味を正しく理解していますか。嫌がる人に無理やりお酒を飲ますことだけがアルハラではありません。以下のリンクにアルコール・ハラスメントの定義について記載していますので参考にしてください。

アルコール・ハラスメントの定義5項目について詳しくはこちら

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酔いのメカニズム

アルコールの体内の濃度(血中濃度)が高くなるにしたがって、酔いの程度が進行します。

飲酒が脳におよぼす影響の4段階
①ほろ酔い 気持ちがほぐれる。
②酩酊 足元がふらつく。
③泥酔 酔いつぶれる。
※ここから急性アルコール中毒の段階になります。泥酔とこん睡は紙一重です。いちばん多いのは窒息死です。
④こん睡→死 何をしても起きない。

酔いのメカニズムについては詳しくはこちら

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急性アルコール中毒を防ぐには?

急性アルコール中毒は血中アルコール濃度が上昇することにより起こり、お酒に強い体質の人でも十分おこりうる可能性があります。血中アルコール濃度は「アルコールの量」と「飲むスピード」によって決まります。自分はお酒が強いと思っている人が飲みすぎてしまい、急性アルコール中毒になる場合も多いです。また、イッキ飲みをあおる「コール」は大変危険な行為であることを認識し、絶対に行わないでください。体調が優れない時はもちろんのこと、サークル活動の直後や睡眠不足時など、体が疲れている時の飲酒も大変危険です。

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もし、酔い潰れてしまったら

本学は急性アルコール中毒患者を出すような懇親会は不適切であると考えます。しかし、万が一友人が酔いつぶれてしまったら、必ず以下の5つの行動をとってください。
  1. 絶対に一人にしない
  2. 体温の低下を防ぐ
  3. 衣服を緩める(胸腹部を圧迫させない)
  4. 横向きにさせ(回復体位を取らせ)、自然に吐かせる
  5. 次の状態の場合は、すぐに救急車を呼ぶ
【すぐに救急車(119番)を呼ぶべき状態】
  1. 大イビキをかいて、ギュッとつねっても反応がない。
  2. ゆすって呼びかけても、まったく反応がない。
  3. 体温が下がり、全身が冷たくなっている。
  4. 倒れて、口からあわをふいている。
  5. 呼吸が異常に早くて浅い。または、時々しか息をしていない。

※これ以外にも「危ない」と感じることがあれば、すぐに救急車を呼んでください。救急車を呼ぶことに抵抗があるかもしれませんが、これは命に関わる問題です。

酔いつぶれた人の、命を救う4回のチャンスについてはこちら

その他注意すること

急性アルコール中毒に至らなくとも、ほろ酔いや酩酊の段階でも、高い所からの転落や、転倒、または交通事故に遭う危険性が高く、また、窃盗や性犯罪などの被害やけんかに巻き込まれることもあるので、十分に注意してください。以下のリンクも参考にして、事故のない安全で楽しい懇親会が行われることを願ってやみません。

「イッキ飲み防止連絡協議会」Webサイト

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喫煙について

本学は、敷地内全面禁煙です。学内では絶対にたばこを吸わないでください。
大学構内全面禁煙宣言についてはこちら

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タバコのことを見直してみませんか。

喫煙イメージ

吸うときは気配りを

喫煙者がタバコを吸うと吐き出す煙、そして点火した部分から青い煙が立ち上ります。タバコを吸わない人たちは、この両方を知らないうちに吸うことにより体に害がおよんでいます。また、タバコは、衣服や髪、家具、カーテンなどに臭いをつけたり、火事の心配をしたり、後始末をしたりなど、吸わない人に思わぬ迷惑をかけている場合があります。

タバコの煙には有害物質がたくさん

タバコの煙には4,000種類以上の化学物質が含まれ、そのうちの200種類以上は有害物質でさまざまな病気の原因となります。中でも、タール、ニコチン、一酸化炭素は、タバコの3大有害物質と呼ばれています。タールには発がん物質や発がん促進物質、毒性物質が含まれ、一酸化炭素には動脈硬化を促進させる作用があるといわれています。発がん物質の主なものは、下表のとおりです。

発がん物質(ng/本)
有害物質名 主流煙 副流煙
ベンゾ(a)ピレン 20~40 68~140
ジメチルニトロサミン 5.7~43 680~820
メチルエチルニトロサミン 0.4~5.9 9.4~30
N-ニトロソノルニコチン 100~550 500~2,750
ニトロソピロリジン 5.1~22 204~380
キノリン 1,700 18,000
メチルキノリン類 700 8,000
ヒドラジン 32 96
2-ナフチルアミン 1.7 67
4‐アミノビフェニール 4.6 140
0-トルイジン 160 3,000

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禁煙することによる利点

  • 禁煙をすることにより、目覚めが爽やかになる。
  • せきやたんが止まる。
  • 口腔内がさっぱりし、味覚や嗅覚が戻る。
  • 人に不快感を与えていないので安心。
  • カーテンや衣服、車などに臭いが付かない。
  • カーペットや畳を焦がさないので、火事の心配がなくなる。
  • 病気のリスクが減る。
  • 禁煙することにより、お金がたまる。

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