「ジョン・バルデッサリ個展」開催のご案内

「ジョン・バルデッサリ個展」開催のご案内

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Education, Education and Education 第2回企画「ジョン・バルデッサリ個展」開催のご案内

このたび倉敷芸術科学大学芸術学部現代表現コースの企画により世界的に著名なアーティスト、ジョン・バルデッサリの個展「I Will Not Make Any More Boring Art.」を開催する運びとなりました。
今回はジョン・バルデッサリと本学の学生とのコラボレーションの記録、過去のビデオ作品を展示致します。また、11月15日に美術評論家の市原研太郎氏、スカイザバスハウスのキュレーター大坂紘一郎氏を招いて公開講演を行います。お時間がございましたら、ぜひご高覧を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

平成25年10月29日
倉敷芸術科学大学芸術学部 教授 田中孝
倉敷芸術科学大学芸術学部 助教 川上幸之助

開催日時 平成25年11月1日(金)~15日(金)11時~17時
祝日 土日
講演 平成25年11月15日(金)13時10分~14時40分
会場 倉敷芸術科学大学 11号館 ZONE
電話番号 086-440-1033

本展覧会は倉敷芸術科学大学にて Education, Education and Education シリーズの第2回として世界的に著名なアーティスト、ジョン・バルデッサリ(John Anthony Baldessari 1931-)の個展「I Will Not Make Any More Boring Art.」を行います。バルデッサリは1931年カリフォルニア州ナショナル・シティでイタリア人の父とデンマーク人の母の間に生まれました。サンディエゴ州立大学で美術と文学、哲学を、カリフォルニア大学バークリー校で美術史を学び、同ロサンジェルス校を経て再度サンディエゴで美術の修士号を取得しました。バルデッサリはファウンド・フォト、アプロプリエーションを使った初期コンセプチュアル・アートのコッドファーザー、アプロプリエーション・マスター、デジタル時代のシュールレアリストなど尊敬を込めて呼びます。

ジョン・バルデッサリ

バルデッサリが作家活動をはじめたのは50年代で、はじめ抽象絵画を制作していましたが60年代に入ると言語を取り入れた絵画や既存の写真、特に映画のスチル写真の切り抜きをコラージュした作品を制作しはじめました。70年代に入るとすぐ、1953年から1966年まで制作した絵画を火葬場で焼くというパフォーマンスを行い「火葬 プロジェクト」( “Cremation Project” 1970 )と題したビデオ作品にしました。また本展覧会のタイトルでもある「わたしはもう退屈なアートは作りません」( “I Will Not Make Any More Boring Art.” 1971)や「バルデッサリ、ソル・ルイットを歌う」( “Baldessari Sings LeWitt” 1972)、など歴史の残るビデオ作品も制作しました。80年代に入るとスーパーマーケットでみた値段タグから思いついたドットをスチル写真に張付けた作品を発表しました。82歳になった今も現役で作品を作り続けています。また、バルデッサリは美術教師として、デヴィット・サーレやマイク・ケリーらの才能を発掘すると共に、ジンディ・シャーマンやパーパラ・クルーガー等のトップアーティストやグラフィック・デザイナーに大きな影響を与えています。バルデッサリは全世界で1,000以上のグループ展、テートモダン、MOMA、グッゲンハイムを含む200以上の世界の重要な公立美術館で個展を行っていて、2009年のヴェネツィア・ビエンナーレでは、オノ・ヨーコ氏とともに生涯業績部門の金獅子賞を受賞しました。また、アメリカで最もステイタスの高いアメリカン アート&サイエンスのメンバーでもあります。

この展覧会に関連してEducation, Education and Education3で11月15日(金)13:10~14:40に1号館にて美術評論家の市原研太郎氏、スカイザバスハウスのキュレーター、大坂紘一郎氏を招き「現代アートの今」を絡めてトークを開催致します。

本展示会を行うにあたり、快く快諾して下さったジョン・バルデッサリ氏、バルデッサリ・スタジオのレイシェル・ジョージ氏、フリーランス・キュレーターの腰原慶子氏、ゲント大学の美術史准教授、アン・セステレイン氏のご協力のおかげで開催することができました事を感謝と共にお伝え致します。

「ジョン・バルデッサリ個展」開催のご案内
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