右後足切断の保護犬「ふきまやちゃん」本格リハビリ開始

右後足切断の保護犬「ふきまやちゃん」本格リハビリ開始

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9月上旬に倉敷市保健所に保護されたイヌ「ふきまやちゃん」。彼女はイノシシの罠にかかった状態で発見され、悲しいことに右後肢を切断することとなってしまいました。
その後動物生命科学科の教育動物病院での治療を続けていましたが、この度、傷が完全に塞がり、本格的にリハビリを開始しました。

先日は広島国際大学の総合リハビリテーション学部リハビリテーション学科、山田哲生先生にご協力いただき、装具の作成を行うことになりました。
山田先生は過去にも野犬の装具作成やキリンの装具作成のご経験があり、装具の作成のために、石膏を用いた右足の型取りに来てくださいました。

担当学生さんは装具到着までふきまやちゃんの健康状態を維持しようとリハビリに励みつつ、定期的に筋肉量の測定や関節が硬くなっていないか、関節可動域の測定しています。また、グラウンドなど足を使用しやすい場所をうまく活用してリハビリを続けています。

動物生命科学科3年 猪瀬凛愛さん(静岡県立伊東商業高等学校出身)は「動物にリハビリやマッサージを行うことが初めてなので、リハビリがしっかり行えているか不安でしたが、硬かった筋肉が日を重ねるごとに柔らかくなる感覚やマッサージ中に見せる気持ち良さそうな顔が嬉しかったです。完成した装具をつけ、新しい足とのこれからの生活が楽しみです。最近はしっぽ振りながらケージから出て来て待っていることが嬉しいです。」とふきまやちゃんとの日常を話します。

 

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