2022.05.18 インフォメーション
生命科学科臨床工学コースの 楢村 友隆 准教授が世界臨床工学連盟(Global Clinical Engineering Alliance:GCEA)から「Collaborative Capacity Building Award 2021」の表彰を受けました。
この賞は臨床工学分野における知識・教育・能力・地位向上のため、国を超えて協力し、その向上に貢献した組織・団体を表彰するもので、毎年1団体のみに与えられるものです。
賞の内容は「Multi-National Clinical Engineering Collaboration Model Between Japan and Myanmar(日本とミャンマー間の多国籍臨床工学技術協力モデル)」で公益社団法人日本臨床工学技士会として受賞。
現在、臨床工学技士が医療系国家資格となっている国は殆どなく、国際的に日本の臨床工学技士教育が注目されています。楢村准教授は、ミャンマー連邦共和国での臨床工学技士教育の確立に向けて、ミャンマー国内の大学に臨床工学科を設置して大学カリキュラムや講義シラバスを整備し、2017年から現地の指導にあたられてきました。今回、その功績がGCEAに認められ、「Collaborative Capacity Building Award 2021」を受賞しました。
なお、楢村准教授は公益社団法人日本臨床工学技士会 代議員・国際交流委員、一般財団法人臨床工学国際推進財団 理事を務めており、当該技術協力プロジェクトのプロジェクトマネージャーを務めており、今回の受賞の代表となりました。
受賞に伴い、受賞記念講演が米国時間 2022年4月7日14時(4月8日3時)よりWebで開催され、楢村准教授が講演を行いました。
おめでとうございます。
コメントはこちら