Twitterで鬼バズリ!これは水が入った袋じゃありません(キャンパスあるあるvol.164)

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今Twitterで3.8万いいねが付いている作品「ささやか」。一見水が入った袋を置いてあるだけに見えますが、実はコレ、ガラスで作られた作品なんです。しかもをつくった作家さんは本学の学生さん。

まるで本物の袋と話題のガラス作品を制作したのは芸術学部デザイン芸術学科4年の板野尚美さん(岡山県立総社南高等学校出身)。

この作品は石膏型にガラスを入れ、電気炉で加熱し溶かし込むことで原型と同じガラスを形成するキルンキャストという技法で制作されました。ちなみに細かい作り方は内緒とのこと。


電気炉に5日ほど入れっぱなしになるので、その間はうまくガラスが形になっているかドキドキで、電気炉から出しても石膏型から外す際に作品も一緒に割れてしまうことがあるので1つ形になるとホッとするそうです。

炉から出した作品は底部分のあふれたガラスをきれいに研磨。これはひたすら研磨機にぎゅっと作品の底を押し付ける作業で、腱鞘炎になったこともあるとのこと。こういった努力の下、素敵な作品ができあがります。

 

板野さんにインタビューさせていただきました。

今回Twitterで3.8万いいね(2022.5.11現在)もらった反響はありましたか

ありがたいことに作品の注文をたくさんいただきました。とはいえこれから就活も卒業制作も控えていますので、短期決戦で対応すべく制作や梱包、発送と集中してがんばっています。

この「ささやか」はどうして作られたのですか

”あるものを別のものに見立てる”ことが好きなので、その考えをもとにつくりました。最初は2㎏程の袋の作品(画像左)を制作していましたが、手に取りやすい小さいものも挑戦したいと思ったのがきっかけです。

普段はどんな発想で作品制作を進めていますか

もともとガラスをほかの物に見立てることが好きで。以前もガラスを布のおばけに見立てた作品を作っていました。ほかにもコップの一部を窓に見立てたシリーズも。ガラスに興味がない人でも「え?」って感じで興味をもってもらえる作品にしたいと思って制作しています。

インスタグラムで作品をたくさん見せていただきました。絵付けされたコップもかわいいですね。

絵を描くことも好きなんです。ガラスに自分の作った図案を彫り込んだ作品も何点か作っていまして。以前展示に出した際「かわいい!」という声をいただけ嬉しかったです。

今4年生ですが卒業後もガラス作品を制作したいですか

もちろん。やっぱりガラス関係の場所に就職したいと思っています。これから就活に向けて、今は作品のポートフォリオを作っています。作品をたくさん作っていましたが、色んなことにチャレンジしすぎて作品に統一感がなくてポートフォリオ作成に苦労してます…。

これからの作品制作で挑戦したいことは

まだ未熟なところも多いので色んな技法に挑戦して表現を磨いていきたいです。また好きな事である”見立てる”と”絵”を融合させて何か新しいものを作りたいとも考えています。

なお、板野さんの作品の販売はいったんお休み中。11月に予定している展示会では販売するかもです。

意外なものをガラスで”見立てる”発想で作品制作を続ける板野さん。彼女の活躍に目が離せません。もっとたくさんの作品をご覧になりたい方は板野さんのInstagramへ!

 

 
 
 
 
 
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