2019.04.09 卒業生インタビュー
倉敷芸術科学大学の卒業生が社会で多数活躍しています。その近況をお届けする企画です。皆様の周囲で活躍中の卒業生をぜひご紹介下さい。
ハンドメイド作家 鄭 成美さん(2017年度芸術学部デザイン芸術学科卒業、20期生)の活躍情報です。
大学卒業後、雑貨のクリエイターとして活動しています。私が持っている青いバラの髪飾りは卒業式でつけた思い出のもの。
昨年は、渋谷、池袋、大阪などで企画展やイベント。岡山で初個展を開催。海外の仕事に携わることもあり、多くのことを吸収して、成長できた実りある時間でした。
学生時代よりも発表や交流の場が大きく増えて、皆さまから反応をいただくことで、制作のモチベーションが上がり、自分を高めることが出来ています。
2つのお店の常設作家をしているクレド岡山は、この春に開業20周年を迎えました。
1階のセレクトショップ「douce」には、大人向けのシックなアクセサリーを制作、販売しています。3階の「アートスペースミュゼ」では、カラフルでポップなブローチ、小さな絵、可愛いグッズなどを展開しています。
どちらもこだわりの品がずらりと並ぶステキなお店です。1階と3階で、少し作風を変えながら、様々なイメージを模索して、新しいものを生み出しています。
大学時代は、ゼミで舞台美術の大道具を作ったり、子供向けのワークショップ、アートイベントのスタッフ、社会貢献活動など、積極的に参加することで、洞察力や行動力が身につきました。
自らアクションを起こすこと。学生時代の経験や勉強、切磋琢磨して磨いたスキルなどが、子供の頃は思い描いたことのない「今」に繋がっています。一期一会。ご縁に感謝の気持ちが溢れる日々です。
これまでに全力で打ち込んだことが、ひとつひとつ、光となり、星座のように繋がって、未来の道しるべとなっています。
夏には東京のイベントを控えています。恐れず勇敢にチャンスを掴み取り、エネルギッシュに新しい場所へ飛び込んでいくこと。
子どもの頃から変わらない「芸術、デザインが大好き」という気持ちを胸に、常に挑戦し続ける人間でありたいです。
これから先に、どんな景色が待っているのかワクワクしています。柔軟に視野を広げつつ、自分の美学や信念は揺らぐことのないように。信じた道を、真っ直ぐに歩んでいきます。
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