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2019.03.01 卒業生インタビュー
倉敷芸術科学大学の卒業生が社会で多数活躍しています。その近況をお届けする企画です。皆様の周囲で活躍中の卒業生をぜひご紹介下さい。
山本 早希さん(2017年度生命科学科卒業、広島文教女子大学附属高等学校出身)は、佐賀県立宇宙科学館にて研究交流部 主事 (学芸員)として活躍されています。現在は、春の企画展で展示する作品を制作しているそうです。山本さんにインタビューも行いました。
どんな学生時代でしたか? |
正直、部活動とアルバイトが主な学生生活でした。部活動は軽音楽部で、ほぼ毎日部室に行って練習をしたり友達と話をしたりしていました。 |
学生時代に苦労したことを教えてください。 |
もっと自分から専門分野を学んで、苦労をしておけばよかったと思います。 |
現在の仕事内容を教えてください。 |
一般の方に科学に親しみをもってもらえるよう、わかりやすい解説をしたり展示物の管理をしたりしています。主な仕事内容としては、子ども向けの工作ワークショップ・実験ワークショップ・実験ショー(小学校への出張教室)です。来館者の方に楽しんで、そして何かを学んで帰ってもらえるように工夫をしています。 |
社会人になって大変だったことを教えてください。 |
企画立案から実施までの一連の仕事を任せてもらえるこの職業に魅力を感じていますが、実際に自分のアイディアを形にしていくことが難しく、つまずくことがあります。また、専門知識がとても乏しいということも仕事をしていて感じます。博物館で働く方はやはりその分野においてのプロです。少しでも先輩方に近づけるように、そして自分にしかできないことを見つけて伸ばしていけるように頑張りたいと思います。 |
学生時代に培ったことで社会で役立ったことを教えて下さい。 |
学生時代にたくさんの人と出会い、幅広くコミュニケーションをとってきたことです。他大学の人たちとの交流(部活動・アルバイト・研究室)や小学生~高校生の子たちとの交流(アルバイト)を通して、専門分野だけではなく、「人と関わる」ということを大切にしてきました。現在、たくさんの方と直接話をすることが多い職業なため、役立っていると思います。 |
後輩の皆様に一言お願いします。 |
やりたいことがみつからないし、自分が何に向いているのかわからなくて何となくで学生生活を送っている人も少なくないと思います。自分が誇りを持って働けるような、そして胸が熱くなるような仕事を見つけるためにも、実習やアルバイト、旅行など、どんどん外に出ていって自分探しをしてほしいと思います。私は4年生の秋頃から就職活動をやりなおしました。焦りすぎず、時間はたくさんあると思って、「なるようになる」という気持ちでとりあえず飛び込んでみることも大切だと思います。「やらない後悔」よりも「やった後悔」です。 |
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