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2016.09.12 卒業生インタビュー
倉敷芸術科学大学の卒業生が社会で多数活躍しています。その近況をお届けする企画です。皆様の周囲で活躍中の卒業生をぜひご紹介ください。
山根 布由実さん(2012年度芸術学部美術工芸学科卒業、14期生、島根県立安来高等学校出身)。山根さんは、卒業と同時に足立美術館に勤務されています。現在は、学芸員・広報担当として活躍しています。就職されてから身に付けた特技は、「アナウンス」と「ギャラリートーク」でお客様から聞き取りやすい声だと言われるそうです。
現在、秋季特別展「あなたが選ぶ”この1点”頂上決戦」開催中です。ぜひお越しくださいとのことです。
山根さんにインタビューをしました。
どんな学生時代でしたか? |
芸術学部で陶芸を専攻し、岡田輝雄先生を師事し備前焼を学びました。また、運動も好きで陸上部にも所属し、長距離を走っていました。 |
学生時代に苦労したことを教えてください。 |
大学に辿り着くまでの長い登り坂。夏の暑い日に自転車を押して登るのは、大変でした。 |
現在の仕事内容を教えてください。 |
展覧会を企画しています。当館で展示している作品は全て館蔵品のため、マンネリ化しないように、新しいテーマや季節に合った展覧会を考えます。年中無休の美術館なので展示替えは、館職員のみで一晩で行います。 美術品のほか日本庭園がある美術館としても知られており、ツアーのお客様には日本庭園を中心に解説しています。最近では広報担当として取材の対応をするほかSNS(Facebook、Twitter)で情報発信もしています。 |
繁忙期のスケジュールを教えてください。 |
8:00-9:00 館内清掃 10:00-10:30 ギャラリートーク 10:30-11:00 SNS投稿 11:00-12:00 広報画像提供 12:00-13:00 お昼休憩 14:00-14:30 ギャラリートーク 15:00-16:00 展示替え準備 17:00-22:30 展示替え |
社会人になって大変だったことを教えてください。 |
責任がかかる分、休みの日も仕事のことばかり気になって落ち着きませんでした。 |
学生時代に培ったことで社会で役立ったことを教えてください。 |
陶芸を学べたことは、仕事にとても役立っています。釉薬の調合や登り窯を使った焼成は、貴重な経験でした。 |
後輩の皆様に一言お願いします。 |
仕事を頑張るためには、充実したプライベートも必要です。趣味に没頭するなどメリハリをつけて楽しく過ごすのが一番だと思います。 |
趣味は、ドライブで連休が滅多に取れないので、日帰りで行ける範囲で遠出します。山や海など自然に触れ合うほか、美術館にも行くそうです。
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