【COC事業】炊飯シミュレーション実習を実施しましたvol.17

【COC事業】炊飯シミュレーション実習を実施しましたvol.17

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  平成28年6月28日(火)矢田貝ゼミにおいて、炊飯シミュレーション実習(予備実習3回目)を実施しました。
今回のテーマは節水です。学生4名が参加して、サラダうどんを調理しました。
 工夫した点は、水の使用量を減らすために、作成手順を考慮しました。まずたまねぎを加熱し、次いでうどんをゆで、最後に落とし卵を作るという手順で作成しました。具材として缶詰を用い、味付けとしては、好みに応じてドレッシングや味ぽん、麺つゆを使用したので、簡便で、失敗がなく、美味しいメニューとなりました。味付けに使用したこれらの調味料は加熱の必要もなく、それだけで味のバリエーションが増えるため、災害時には利用価値があると考えられます。
 問題となった点は、今回は、冷凍うどんを使用しましたが、乾麺だった場合は、ゆで水に塩分が出るため、手順を変える必要があると考えられます。
 また、加熱調理時の水使用量は節約できても、野菜を洗う水が比較的多く、災害時に備え、たまねぎ等は数日分を下処理して冷蔵庫保存するなどの工夫が必要となります。 味付けに用いた調味料は、電気が途絶えた中では、一度開封したものは使用ができなくなるため、数人分を作り、使い切ることが必要であり、一人暮らしの場合は、少し割高になっても個包装のものが良いと考えられます。

サラダうどん

【COC事業】炊飯シミュレーション実習を実施しましたvol.17
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