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2012.07.27 インフォメーション
平成24年7月25日(水)13:10~14:40
平成24年前期講義「人生と仕事Ⅰ」の第14回目が開講されました。
今回のテーマは、「判断 ~自分を理解するために~」
講師は、本学学長 唐木先生です。
内容は、人生、生活の多くの場面において「判断」することが必要であり「恐怖」「不安」と「安全」「安心」って??
動物は、安全でないものはすべて危険と判断する→「ゼロリスク」人間は、これまでの経験も取り入れて総合的に判断する。
「ヒューリスティック」・・・短時間に直観的に結論を求める方法
直観的なアプローチの為には、「経験」「知識」が必要。
自ら情報を得て、自分で判断する・・・これが大学の学び方。
ヒューリスティックな判断の例として
- 「交通事故」と「宝くじ」
- 暗証番号が分からなくなったら
- 水道水とミネラルウォーター
- 「騒音」と「タバコ」どっちが体に悪い
といった面白い事例を挙げて説明して頂きました。
経験、知識、考えるとはどういう事?生きるための脳「辺縁系」と社会をつくる脳「前頭連合野」。「前頭連合野」初めは白紙のノート、勉強して経験を蓄えるヒューリスティックな判断に活かす。
また、性善説と性悪説についてもお話して下さいました。
男性と女性の性格(攻撃性)の違いについて、胎児期のホルモンシャワーの影響が関係し、人指し指の長さも変わるというトピックスも紹介され、みんな笑顔で指の長さをチェックしました。
ヒューリスティックという、無意識に実践しているがはじめて聞く方法論を中心に、多くの学生さんに意見を聞くスタイルで、みんな緊張感を持ちつつも、身近なネタを例にして分かりやすく教えて頂きました。
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