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2011.08.03 インフォメーション
平成23年8月1日(月)
健康医療科学科(現 健康科学科<鍼灸専攻>)の講義風景です。
健康医療学科の箕口先生です。
今回は「残暑をのりきる」というテーマでお話をされていました。
ポイントとして
①食欲増進のツボ
②疲れをとる爪揉み療法
を挙げられていました。
①食欲増進のツボ
「暑くて食欲がない」といった場合には 「足三里(あしさんり)」 というツボを押さえると食用増進に効果◎。足三里は、足の陽明胃経らしいです。
ツボの場所は・・・
膝のサラの外横の凹みから
指四本分したの辺りです。皆様もご自身でして下さい。
もっと簡単に調べる方法は自分の親指と人指し指で膝をぐるっと囲んで中指の先が「足三里」のツボです。
学生さん達も講義中ですがお腹が空いてきたらしいですよ。
次に・・・
②疲れをとる爪揉み療法
暑くて寝れない、疲れがとれないなどの場合は、「爪揉み療法」が◎。
爪揉み療法とは自立神経調整法らしいです。
疲れ → 交感神経優位 ・・・ 対処=副交感神経を高める
※自律神経
交感神経、副交感神経のお互いがバランスを取っている
交感神経=活動時(運動時)
副交感神経=休息時(食べたものの消化時etc)
親指、人差し指、中指、小指の爪のきわを押さえると副交感神経が高まるらしいです。薬指は交感神経が高まるので刺激しないでください。(写真の青印)逆に神経を集中させるときに効果があるかもしれませんね。
ちなみに・・・
親指 = 呼吸器系(肺)
人差し指 = 消化器系(胃腸)
中指 = 耳の疾患
小指 = 循環器系(心臓・腎臓)
に効果があるらしいです。
学生さんも揉んでいますね。ぜひ皆様も夏の疲れを感じたら揉んだり押さえてみて下さい。
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