古川客員教授監修「小動物の眼科学マニュアル」出版

古川客員教授監修「小動物の眼科学マニュアル」出版

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動物生命科学部 古川 敏紀 客員教授が共同監修された「小動物の眼科学マニュアル」第3版が出版されました。これは、イギリスの出版社BSAVA(BRITISH SMALL ANIMAL VETERINARY ASSOCIATION)より出版された本の日本語翻訳版として学窓社より出版されたものです。
タイトルには「眼科学」とありますが、眼科の専門医のみが読むための本というわけではなく、(必ずしも眼科を専門としない)一般の獣医師が、眼科診療を行う際の参考書となりうる本です。
翻訳者には、動物生命科学科 神田 鉄平 准教授も加わっており、早速、古川客員教授と神田准教授に取材をしました。

「今回の改定版の出版に伴い、意識的に変更したのは、首都圏で活躍する方ではなく、地方で活躍する方を翻訳者に選定したことです」と古川客員教授が語られるように、翻訳者は関西・中・四国・九州・東北・北海道と、首都圏以外で臨床現場や大学などで活躍される方々ばかり。これには、地方の優秀な先生にも注目してもらいたいという思いがあったそうです。

また、「若手の先生を起用しました」との言葉にあるとおり、翻訳に携わったのは30代から40代の先生方ばかりです。臨床現場や大学での活躍目覚ましい若い方々を起用したところにも今回の改定版への出版に対する熱意が見て取れました。この「翻訳者の若さ」により、翻訳作業もスピーディーに進み、出版へと繋がったそうです。実際、原文が翻訳者の手に渡ってから半年後には出版できたという異例の早さも、若さが功を奏したことを実証しています。

今回の翻訳版の出版にあたっては、新知見の内容も追記されています。追記された新知見の中には、本学学生の卒業研究などでの発見などもありました。
新知見の内容の追記だけでなく、原文の修正や、アメリカと日本との臨床現場比較などもあるなど、原文以上に充実した内容となるよう、さまざまな工夫がなされた本作。

取材を通して、地方で頑張る若い研究者への古川客員教授からのエールが聞こえてきました。

『BSAVA 小動物の眼科学マニュアル』
出版社:学窓社
出版日:2015年11月20日
ISBN:978-4-87362-750-2
定価 :21,600円(税込)

監修
古川 敏紀(倉敷芸術科学大学) / 辻田 裕規(どうぶつ眼科専門クリニック)

翻訳者
伊藤 良樹(山口大学) / 奥井 寛彰(くるめ犬猫クリニック)
金井 一享(北里大学) / 神田 鉄平(倉敷芸術科学大学)
久保 明(どうぶつ眼科 VECS) / 西村 正義(清和台動物病院)
能美 君人(どうぶつ眼科専門クリニック) / 萩 清美(松原動物病院)
藤井 裕介(アセンズ動物病院) / 藤野 靖子(どうぶつ眼科専門クリニック)
福本 真也(グラン動物病院) / 前原 誠也(酪農学園大学)
(五十音順、敬称略)

著者
David Gould / Gillian McLellan

古川客員教授(左)と神田准教授(右)

写真左:古川 敏紀 客員教授/写真右:神田 鉄平 准教授

古川客員教授監修「小動物の眼科学マニュアル」出版
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